漢文の教科書を読み返したくなったりなど

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

そんなわけで最近吉川英治の「三国志」を読んだのです。何巻も続いてるような長編は苦手だし、そもそもおたくどもの話題についていくため、というなんだか微妙なこころざしでもって読み始めたのであまり気乗りせぬままだったですが(その前のマイブウムが山本文緒唯川恵だったのですさまじくギャップが)、読み進めるにしたがって面白くなってきて最後の方(諸葛亮が死ぬか死なないかくらいのあたり)は読み終わるのがもったいなくて数ページ読んではやめ読んではやめなどという懊悩の日々を送っていたわけです。
それだけだったらいつも通りダメ出し読書感想文でも書いておしまいなのですが、ここで登場したのがコーエーのゲーム。
三國志IV PlayStation the Best

三國志IV PlayStation the Best

やばい。そういやガンダムのときも映画版を見た後に「ギレンの野望」なんてやってしまったからおたくになってしまったんだよなあ…。
ちなみにこれ中古で480円。まるで貞子のような諸葛亮が髪を振り乱して風を呼ぶシーンのオープニング映像以外はムービーの類がまったくなく、最新作に比べればグラフィック?なにそれ?って感じのものですが十分たのしめますよ。

ちなみに私はのめりこみやすくて非常に飽きっぽいので一人ではやらず夫と一緒に曹操の言動にいちいちつっこみを入れつつプレイしておるのですが、わが夫は少年時代、コーエーのゲームをやろうとしたら父君に「小説を読んでからにしなさい」と言われ吉川版三国志を渡されたのだとか。私、同じ道を辿ってんのかよこのおたくと(((( ;゚Д゚)))

そんなわけでコーエーのゲームはおもしろいです