KU・DO・I
三冊イッキ読み。どの巻にどのエピソードが入ってたかはちょっと自信ないんですが
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 文庫
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魯粛のキャラが中途半端で悲しい。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2002/01/01
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あとは龐統の登場と劉備の入蜀。危惧したとおり、ちょっとへのへのもへじキャラ(※造形も描写もわりと適当なキャラのこと。例:徐庶。呂布が油彩画なら徐庶はへのへのもへじだよ!ちくしょう!)になってる龐統。ひねくれてなくてごく普通の努力人だし世の中ナナメに見てなさそう。いいやつそう。あれっそれって結構いいんじゃ?(自信なくなってきた)
孔明先生の底意地の悪さは著者が何とかして隠そうとしても隠し切れないものであるらしく、さわやかだけど相変わらずいやなやつです。
- 作者: 北方謙三
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曹操がそろそろ死にそうで、老いを意識した描写が多くなっているのですが、曹操の人物描写に関しては途中の巻からやけに適当になっているのでいまさらやっても遅いというか浅いというか薄いというか。曹操に限らず全体的に浅くなってきているので、これから登場する人物についてはどう書かれるのかが今から心配。司馬懿もへのへのもへじと化す恐れが。まあでもヤツはこれから主役級の活躍するし、何とかしてくれるでしょう。
あと特筆すべきことといえば、馬超がハードボイルド小説に出てきそうなニヒルな二枚目に徹してます。キャラ変わってるー!(゚д゚)