君のおっぱいは世界一

三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

もうこれ以上の、生きることの、喜びなんていらな〜い…というスピッツの歌を思い出しました(唐突)。張飛の死のところで。呂布袁紹もそうだったけど、日頃から男の生き様は〜とか男たるもの〜とかえっらそうに言っておいて、結局辿り着くのは幼児退行と胎内回帰願望かよw、みたいな。浅いんだよ。でも男性読者だったら涙する場面なのかしら。力自慢のちょっとアホな男どもがやたらいいやつに描かれている小説です。
曹操も巻が始まってすぐに死にました。あんだけ好きに人生送ってきて、いざ死ぬっつーときに遠い目で土に還るだのなんだの言ってんじゃねーぞとおもいました。ちょっと涙ぐんだのはひみつです。
馬超光源氏計画を地でやっていることに唖然。なんてしたたかな野郎だ…!袁琳モエー!