プレステージ

スマイルBEST プレステージ スタンダード・エディション [DVD]

スマイルBEST プレステージ スタンダード・エディション [DVD]

ってDVD借りたわけじゃなくてたまたまムービープラスでやってたから見ただけなんですけどね。二人のマジシャンが憎み合うお話。これプリスティッジって読むんじゃないだろうか。

※ネタバレ注意

引き続きクリスチャン・ベールを見よう週間のため見たわけなんですが、美しいエロコスプレ衣装のスカーレット・ヨハンソンとオーラバリバリのかっこいいヒュー・ジャックマンにすっかり釘付け。あんな美しいアシスタントをほっといてお前らマジック三昧(こう書くとデュエリストみたいだが違います)かよ…。私にくれ。しかしステージにあがる人は皆多かれ少なかれ、ステージのためにこうやって自分を犠牲にしているんだろうなと思った。プロレスラーとかね。
あと私の中の指輪オタな部分が、アンディ・サーキスを見て狂喜していました。

バットマンの監督と脚本の人が作ってるってことをクレジットで知って、深く納得してしまった。ダークナイトもそうだけど、めちゃくちゃシステマチックに作られてるんだよね。脚本が。ガチガチで遊びがなくて息継ぎできない。謎の種明かしをいろいろちりばめてたり、キーになるセリフを最初と最後で使ったり、時系列をぶった切ったり。この辺、私もやるからなんかすごくよく分かる(プロと比べるのもなんだけど)。
しかし生活上の問題で数日に分けて細切れに見てるからタネについて考える時間もあるせいで、最後のドッキリ種明かしの一つ(双子の方)は序盤の段階ですでに気付いてしまった。つまらん。しかしもう一つの方は、本気でSFにもっていくとは思わなかった。本格ミステリに使われがちな感想ではあるけど、これは反則だよ!!ステージが終わるたびに一人ずつ自分を殺さなければならない苦悩、今ここにいる自分が本当にオリジナルの自分なのか分からないと告白するシーンはちょっとだけ良いものだ。SF的に。
もしかしてボーデンの方も双子じゃなくてコピーなんじゃね。アンジャーと違ってコピーの自分を殺さなかった分カルマ値が減って、片方生き残ることができたんじゃ。
しかし中盤までの潰し合いは中学生のイジメレベルで、見てる方もちょっとだれる。