嵐のように毎日が燃えていた
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 文庫
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息が切れるまで走った。そうだね?という歌を思い出しました。まあどっかのアニソンですけど。
趙雲も死にました。張遼も徐晃も賈詡も死んだし、残り一巻を残して一時代が完全に終わりましたな。泣いて馬謖を斬る場面ではちょっとかなり涙ぐんだ。悪い奴じゃなかったのになあ…。
それはそうと曹丕と司馬懿はSM愛好者同士だから気が合ったのですか?こやつら現代に生まれてたら絶対、高級マンションの一室に秘密のSMクラブを作って入り浸り、それを週刊誌にキャッチされ仲良く議員辞職に追い込まれる、黒歴史入り確定の政治家になったと思いますね。見出しが目に浮かぶようだ…!この小説の曹丕の場合は、ホレた女に最後まで愛されなかったという(まあ自業自得ながらも)トラウマ?のようなものを抱えて変態化してしまったらしいので一ミリくらいは同情の余地があるけど、司馬懿はどう見ても立派な根っからの変態です本当に(ry
北方三国志は、馬と脳内呂布とニンジャと(誤解された)房中術に加えて変態を必須要素として加えねばならないようです。まさか最後にこんなものを持ってくるとは!
長かった北方三国志もあと一巻。孔明先生がどんな散り方をしてくれるのか楽しみです(微笑)。話の進み具合からいって、五丈原の後もやるんだろうな。司馬懿のボケ老人司馬懿芝居も見られるのかしら。