ホワット風日?

王家の風日

王家の風日

こないだ読んだ「太公望」とは別視点で殷周革命をえがいた小説。デビュー作なんだそうで、後書きにこの作品を世に出すための奮闘記が書かれてて面白いです。もの書きってそれくらい書くことに本気で人生かけてないとなっちゃいけないのだなあと思いました。小説のできばえとしては「太公望」の方がはるかに上だと思うのですが、知識と情熱に裏打ちされた骨のある小説です。読んでる方が熱っぽさに当てられてしまう。